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「心を添えてこそ美しい 日本のしきたり」1300円(税別)

初詣、お七夜、初宮参り、七五三、
結婚、雛祭り、お盆、お通夜・・

◆お七夜とは?
◆七五三が出来るのは、年二回だけ それはなぜか?
◆初宮参り お姑さんが抱いていく理由は?
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「ご利益信仰は、良くないですよ」とお話ししますと、ほとんどの人が不服そうな顔になります。言葉にこそ出しませんが、心の中で「神社に行くのに、ご利益を求めないで、なにをしに行くのか」と思われるようです。

しかしご利益信仰というのは、「ご利益があるなら信じるよ」「ご利益を求めて、神の前に行くよ」ということで、「神様の日ごろの恵みに感謝する」ということが抜けがちになるのです。

「感謝の気持ちがあって、はじめて神様の支えに乗れる」と言われますが、その感謝の気持ちが無くて、「これを叶えてくれ」「何かご利益をくれ」とだけ思って信仰もどきをすると、それは神様に合う波長と言うよりも、動物霊のようなものと波長が合いやすくなります。
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試合などの必勝祈願、受験の時の合格祈願のコツは何かというと、ずばり「それまでに、実力を身につける為の努力を惜しまないこと」と「謙虚に、そして真剣に神様にお願いすること」の両方です。

その上で、「どうか、今までの努力が実を結びますように」「どうか、実力を十二分に発揮させて頂けますように」そして「どうか、合格させて頂けますように」とお願いするとよいと思います。

どんなにその時になって真剣にお願いしても、ご祈祷料などを山と積んだとしても、その前に何の努力もしていない人が、たまたま神様の前にお願いに来たからといって、その人を合格させたり試合に勝たせたりしては、あまりに努力してきた人から見て不公平というものです。

もしあなたが、何年間か一生懸命に学んでいた時に、何の努力もしない人が「神頼み、一発」で、簡単に合格してしまい、(自分がその代わりに落とされたら)以後、「私も、まじめに努力することをやめます宣言」をしたくなるはず。

だから神様は、えこひいきは、決してなさらないはずです。
神様が喜んでお力をお貸し下さるような自分になること。神様にお願いするときには、自分もそのお願いを通じて磨かれるというのでしょうか。

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伊勢神宮には、内宮と外宮があります。「どちらから先にお参りしたらよいのでしょうか」と尋ねられますが、これは外宮から先にお参りをする方が良いとされています。

本来は、外宮先拝(げくうせんぱい)・外宮先祭(げくうせんさい)と言って、内宮より外宮の方から「先に拝みます」それから、「先に、外宮から祭りごとをします」と言われているからです。

この外宮先拝・外宮先祭ですが、その理由を「それは、なぜでしょうか?」とお尋ねしても、「昔からの仕来りでそうなっている」のだと言われます。

「なぜでしょうか」という疑問が生じるのは、日本の中心の神様である天照大御神様は、伊勢神宮の内宮にお祀りされているからです。そして外宮に祀られている神様は、豊受神様といって、天照大御神様のお食事を担当しておられる神様だからです。
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お正月を過ぎると、5日頃に二十四節気の「小寒」20日頃に「大寒」があります。今年は20日が、大寒です。

この時期は、「寒の入り」と言われ、一年の中で最も寒い時期です。それを乗り切るために、剣道などでは「寒稽古」で身体を鍛えます。神社などでもこの日に、褌一枚の裸になって冷水を浴びる「大寒禊ぎ」をして、無病息災を祈る行事があります。関東では、鹿島神宮などでしています。

実は、大寒の時には、特別に修行をしている方だけでなく、本当はどなたも、身を清め、心を整える禊ぎをされたらよいと思います。一年の中で、特に必要な日だからです。

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