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神社に入ると、参道の途中に手水舎(てみずしゃ)があります。そこで手と口を清めて神様の前に立ちます。



一般に伝わっているのはここまでですが、それにこの思いを加えることが大事です。


 「手を清める時には、身体全体を清めるつもりで清め口を清める時には、心や魂を清めるつもりで清める。」



 ではその仕方、作法ですが、手水舎では、まず柄杓を右手に持ち、水を汲んで左手にかけて洗います。


 次に柄杓を左手に持ち替えて右手を洗い、再び右手に持ち替えて、左手に水を受けて口を清めます。柄杓を口に直接つけることは控えて下さい。



 柄杓で口を清めようといたら、前の人の口紅がべっとりついていた・・では、誰でもがっかりしますね。自分だけではなく、後から使う人も気持ちよく手水舎(あるいは柄杓)を使えるようにとの心遣いは、神様の所をお尋ねする人の大事な心構えです。口を清めた後、柄杓を戻すときも、なるべくきちんと元に戻すようにして下さい。



一般には、さらに柄杓を立てて水を流し、柄杓を綺麗にすると言われていますが、濡らしたあとも綺麗な布で拭くのならともかく、ただ濡らすだけでしたら、省略してもよいでしょう。



大切なことは、心構えとして、次に使う方のことを思ってすることと、これから神前に立たせて頂くのだということを忘れないようにして下さい。


  


手水舎は、神社によっては、山のわき水などが惹かれているところもあってとても清々しい気持ちになります。



私達は、どうしても日頃は、いろいろな問題やストレス等に囲まれて生活しています。「水に流す」と言いますが、そうした滞りや心のつかえなども、きれいに流して下さい。



そのお気持ちで手水舎を使うと、ただ形だけ「ザバッ」と柄杓で水を掛けていた時と比べて、その後の参道を歩く時も、すがすがしさがより増すはずです。


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知り合いになった方を神社にご案内すると、「藤原先生とお参りすると、同じ神社でも全然違うんですね」とよく言われます。



中には「今日は、今までで一番、清々しい気持ちになれた・・」と言わた方もおられます。神社で本当に神様とふれあえるというのは、皆さん案外カルチャーショックなのでしょうか。



今回「神社にもっと参拝を」という話を出したせいか、出来れば参拝の仕方も教えて欲しいと、いろいろな方からご連絡をいただきました。



日本は神の国といわれながら、意外に神社参拝や神棚の祀り方などは自己流、適当にしている人が多い様に思われます。



せっかく神社に行くのなら、なるべく神様に通じることが出来るようなお参り、心をお伝えしたいと思います。



今までご案内した時も熱心な方は、本当に一つ一つ、私のすることをよく見ていたり、どうしたらいいのかを聞かれました。



「手水舎でひしゃくを使うときは?」「鳥居は?」「狛犬にはどんな意味があるのですか?」・・



そしてご一緒に参道を歩いているときに、「そこは、神様が通られる所だから、通ってはいけないのですよ」とお話しすると、びっくりされたりします。




鳥居と参道とは



神社には、入り口に鳥居があります。鳥居は、神様のご神域に入ることを意味しますので、鳥居をくぐる時には一礼をし、これから神域に入るという気持ちでお通り下さい。



 大きなお社では、いくつも鳥居があります。一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居と進むほどに、そのお社の神様に近づいて行き、ご神域も深くなります。ですから鳥居ごとに手前で一礼して進み、帰りも同じよう鳥居の奥で一礼して戻ります。ちょうど各お部屋に入る時に、障子の手前で挨拶をして入り、お部屋で挨拶をしてから障子を開けて退出するのと同じです。



参道は、神様に通ずる道です。日常の雑談や私語はやめて、神様の所にお伺いするのだというお気持ちで進んで下さい。


  


また、参道の中央は、神様がお通りになられる道ですから、中央の部分は、神事や祭事の時以外には、人一人分くらい真ん中を開けて、歩むようにして下さい。



 また、お社によって、左側通行であったり右側通行であったりしますから、それぞれの御社の定めにしたがって、お進み下さい。



(次回は、手水舎の使い方から)



今日の一日一言は、


837話 勇気ある撤退

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氏神様(うじがみさま)と産土神様(うぶすなのかみさま)の違いをご存じでしょうか。 

第5話の「どの神社にお参りしたらいいの?」の中でも、「産土の神様の氏子(うじこ)になる」とありますので、「氏神様」と「氏子」なのだから、「産土の神様」=「氏神様」と思うのが当たり前かも知れません。 

産土の神様は、皆さんの住んでいる土地と、そこに住んでいる人たちを守ってくださる神様です。 

神様の世界で、その土地に関することは、全て窓口となって下さる神様です。ですから願い事なども、この神様を通じてされると良いのです。 

氏神様は、文字通り「氏の神様」です。自分の家筋を守って下さる神様と言ってもいいでしょう。 

私は藤原ですので、氏神様は、奈良の春日大社の天児屋根(あめのこやねの)神様です。一般的には、「春日の神様」と呼ばれている神様です。 

昔は奈良に都がありましたので、氏神様としても産土神様としても、同じ春日大社の神様でした。 

氏神様はどこへ行っても変わりませんが、その後、都が京都に遷りましたので、土地の神様は新しく住むようになった土地の神様に変わられました。こうして住所変更をするたびに、産土神様は変わられるのです。 

私の場合、氏神様は「春日の神様」のままですが、現在の住まいの産土の神様は、三嶋神社になります。事務所は、住まいからは少し離れたところにあり、そちらは八幡神社になります。 

昔は、鍛冶屋さんにしても呉服屋さんにしても、住まいと仕事場が同じ所でした。その場合は、産土神様も同じでよいのですが、今は自宅と会社の所在地が異なることが多いはずです。ですから、なるべく自宅だけでなく、会社の所在地を担当する産土神様にもご挨拶されるとよいのです。 

        今日の一日一言は、 


  830話 失敗を活かす人、繰り返す人

  http://soseinippon.way-nifty.com/blog/2011/05/830-aa14.html

全国に神社はたくさんありますね。では、どこの神社にお参りをしたらよいのでしょうか。


一般には、まず産土(うぶすな)の神様のところと伊勢神宮です。



聞き慣れない言葉ですが産土神様とは、皆さんが住んでいる土地を担当しておられる神様のことです。ちょうど市役所や町村役場のように、神様の世界おいて一番身近に皆さんの生活や願いなどを受け付けて下さいます。



ですから赤ちゃんが生れたときの「出生届」や引っ越したときの「転入届」、結婚したときの「婚姻届」などを届け出るように、「初宮参り」などをはじめ、引っ越したときなども、まず産土の神様にご挨拶に行ったらいいのです。



それによってその神社の「氏子」となり、以後その土地に住んでいる限り、その神様に見守って頂けることになります。



産土の神様は、ほとんどの場合一番近い神社であることが多いのですが、神社にはお守り下さる土地の領域がありますので、分らないときには「この土地はどこの神社が産土の神様でしょうか?」と尋ねてみて下さい。



そして一日、十五日などには、なるべく産土の神様にお参りされたらよいでしょう。



今、お子さんの誘拐や、殺人などが、信じられないくらい身近に起き、本当に殺伐とした世の中になっています。お母さんたちが、交代で送り迎えをしたりパトロールをしていても、狙われるとき、魔がつく時などは一瞬にして起こってしまうことがあります。



皆さんは、神様の所には「願い事のあるときだけ」「困ったときの神頼み」の時しか、お参りしないと思っておられるかも知れませんが、そうではなく日頃から、産土の神様にご挨拶をし、「何事もなく、日常を送ることが出来るありがたさ」、つまり「日々の感謝」を申し上げ、神様とのご縁を深めておかれたらよいでしょう。



神様も、お参りされる皆さんとの魂のふれあいによって、お力がより強まるということをご存じでしょうか。ですから、たくさんの人が、より多くお参りされることで、その土地の神様のお力も強まるのです。



地元の神社に、ほとんど人がお参りもせず、さびれているような所は、神様の本来のお力もほとんど出ておられません。人の心がすさんだり、事件、事故も起こりやすくなるのです。



もしお近くの神社が、そうしたほとんど人も行かず、神主さんもいないような所であれば、今はお力が出ておられない可能性もありますから、少し遠くても、地元の一宮、二宮と言われるところで、神主さんが常駐しているところにお参りするようにして下さい。



また伊勢神宮は、「日本人の魂のふるさと」とも言える神社です。



かつては「一生に一度は、伊勢参り」と言われていましたが、徒歩で何ヶ月も掛けてお参りしていた時代とは違うのですから、なるべく「一年に一度は、伊勢参り」を目指されたらよいと思います。




        今日の一日一言は、こちら


藤原大士の一日一言 823話 朝日を浴びよう


http://soseinippon.way-nifty.com/blog/2011/05/823-d676.html


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では神社とはどういうところでしょうか?



神様は、大自然の中にいらっしゃいます。山には山の神、海には海の神、野には野の神、田には田の神、雨には雨の神というように、大自然のすべてに神様はいらっしゃるのです。風にも雷にもいらっしゃいますので、「風神・雷神」などとお呼びしています。



本来は、「磐座(いわくら)」と言って、山の高いところの巨石や巨木などに神様が宿られていましたので、人の方から山の高いところまで登って行って、お参りをしていたのです。



しかし、それではなかなか普段に神様にお会いすることは出来にくかったり、身体が弱ったりしたときには、行くことが出来なくなりますので、神様に人が住んでいるところまで降りて来て頂いて、そこで常時お会いできるようにしたのが、お社であり神社と呼ばれるものなのです。



ですから、なかには季節によって、高い山の上から里に下りてこられるという神様もいらっしゃいます。地方の神様には、いろいろな神様がいらっしゃるのも、それぞれの土地の特色なのです。



神社は、こうして神様にいて頂く場所なのですが、神様も様々なご用をなさっていらっしゃるので、常に神社にいらっしゃるわけではありません。そこで、いろいろな儀式が必要になるのです。



お祭りの日などは、神様も朝からいて下さいますが、普段の日には神様にご降神頂くために太鼓を叩き、献せんと言ってお供え物を奉り、祝詞を奏上してから、今度は撤せんと言ってお供え物をお下げし、昇神の儀と言って再び太鼓を叩いて神様にお帰りを頂くのです。その間にお神楽や舞を舞うこともあります。



神様に来て頂く神社は、「いやしろ地」と言って、大変清らかな場所が選ばれますので、神社にお参りをすると、心まで洗われたような、清い心地になれるのです。それに神社には森があり、現代風の森林浴から見ても、素晴らしい場所と言えるのです。


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