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今日は、神社参拝についてお話しします。神社参拝のことをお勧めしたり、神様とのご縁を持つことの大事さをブログにも書いたせいか、いろいろなお問い合わせを頂くようになりました。

自分は、どんな神社に行ったらよいのでしょうか。
初詣には、どこに行ったらいいですか。
本当のお参りをするには、どうしたらいいでしょうかなど・・

華道、茶道などは、導く人もいて、習うことが出来ますが、日本に昔からある神社のお参りについては、正しく学ぶ機会がないのだとしみじみ感じてしまいます。

華道でも、茶道でも、一番基本となる形というものがあると思います。
神社のお参りでも、最低守るべき型とも言えるお参りの作法はあります。

たとえば鳥居をくぐるときには、入るときに鳥居の手前で一礼し鳥居をくぐり、戻る時には鳥居を出る少し前で、一礼して鳥居を出る。

参道の真ん中は、神様が通られる道だから、そこは通らない様にする。
お正月やお祭りなどの時は、大丈夫です。この時には朝から神様がお社の方に来ておられ、一日そこにいて下さるからです。またこの時は、人がたくさん来て参道の真ん中だけよけて通ることはなかなか出来ません。

手水舎でのひしゃくなどの使い方は?  
お賽銭の意味は?柏手の打ち方は?   
これらは (第8話 手水舎の使い方)
http://shintoizanai.blog.fc2.com/blog-entry-54.html

(第9話 お賽銭と柏手)
http://shintoizanai.blog.fc2.com/blog-entry-55.html

目次はhttp://shintoizanai.blog.fc2.com/archives.html

を参考して下さい。


ところでこれらの作法は、「形から入る作法」です。
神社を参拝するときには、それ以上に大事な「心から入る作法」があります。

それは心構えです。神社にお参りに行くときには、「神様の所をお尋ねする、ご挨拶に行くのだ」という謙虚な心で行くということです。

「なあんだ、そんなことか。当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、それが当たり前ではないのです。

私は、全国のいろいろな神社にお参りします。しかしそこで男性ならば背広を着ている人、女性もスーツなどに準じる服装をしている人には、ほとんどお会いしたことがありません。

ほとんどの方が、遊び着です。背広を着て歩いている方が浮いてしまい、一瞬こちらが場違いかと思うほどです。

職場の上司の前や、取引先の方の前では、背広などを着、女性もステキなレストランなどに出かけるときには、おしゃれをしていくのに、神様の前では身なりを改めて来ると言うことはないのかと、不思議な気持ちになってしまいます。

身だしなみには、その人の心が現れると言います。
遊び着を着て寛いでいるときに、心だけ緊張せよというのは無理なことです。

神様の前では、身なりも心も正して立つ。その心があって、はじめて形としての作法が生きてくるのです。
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神社にお参りに行く時には、なるべく本当のお参りをして頂きたいと思います。それ以外もあるのかと言われそうですが、

本当のお参りとは、神様の気を受けることが出来る、あるいは自分が直接会見することが出来なくても、その神社の神様がお会い下さるお参りのことです。

それ以外のお参りとは、せっかく神社まで行っても、神様の気を受けることもなく帰ってしまう、時には神様からそっぽを向かれてしまうようなお参りもあるのです。

伊勢神宮は、五十鈴川の宇治橋を渡るところから、普段とは全く違う雰囲気がありますし、広い参道を通ってお参りをした後には、本当に清々しい気持ちになります。

西行法師が、五十鈴川の対岸から伊勢神宮を拝み、その時に
「何事のおわしますかは知らねども、かたじけなさに涙こぼるる」
と歌いましたが、そのくらい感じる人は感じられるのです。

当時の僧侶は、伊勢神宮に入ることは出来ませんでしたが、実際に入る事が出来ていたら「涙こぼるる」ではなく、「涙溢るる」になられていたことと思います。しかし外からでもこれほどの神気があるのです。

お参りするだけでも、心が洗われる思いがするものです。それを感じることなく帰ってしまったら、本当にもったいないことと思います。

それはどんな場合かというと、正宮のすぐ前のお参りする所に来て、団体の方達のためにガイドさんやスピーカーなどを使って長々と説明しているときがあります。すごくうるさいのです。それは人が聞いて「うるさい!」というだけではなく、神様にとって大変迷惑な騒音です。絶対にその方達の前には、神様は出て来て下さいません。

ご説明して差し上げる事は、事前のバスの中や、茶店などの中で話して差し上げ、正宮の前に来た時には、ご挨拶をする事が先です。そしてその場所でなければ出来ないご説明は、なるべく小さな声でして差し上げるといった心遣いが必要であり、神様に対しての礼儀と思います。

また「ついで参りは、したことにならない」という言葉もあります。
たとえば伊勢神宮の入り口近くには、おかげ横町というとても楽しい場所があります。赤福をはじめ、たくさんのお土産屋さんが並び、時には太鼓の演奏や、お正月などにはお餅つきなどもしていて、全体にいつもお祭りのような賑わいがあり、大人でもウキウキと楽しくなります。

しかしそれは伊勢神宮にお参りした後で、楽しむようにして下さい。
さきにおかげ横町で買い物をしたり、散々遊んだ後で、神様の所にお参りするのは順序が逆になります。遊びの後の「ついで参り」になっては、神様に相手にして頂けないからです。

「まず神様の所にお参りしてから、それ以外のことをする」これが原則です。もちろんちょうど伊勢の地に着いたときがお昼時などの時には、先にお食事などをすることは大丈夫です。

最近では修学旅行でも、学校が引率してお参りすることは大変に少なくなったと伺いました。それは信教の自由に反するからだと先生は言われるそうで、伊勢神宮でお渡ししたお参りのしおり等も生徒の手に渡すことなく、まとめてゴミ箱に捨ててしまう先生までいるとのことです。

ある生徒さんが、「おじさん、どこか良いところない?赤福も食べた、おかげ横町で土産も買った、まだ集合時間まで時間があるんだけれど・・」と聞いてきたそうですが、尋ねられた人が「ところであの橋(伊勢神宮の入り口の宇治橋)渡ったのか?」と聞いたら「ううん、あの先に何かあるの?」と聞かれたそうです。
「そんなことを言ったら、ご先祖様、泣くぞ。すぐに神様の所にお参りしてきなさい」といったら、一瞬ポカンとしていたそうですが「神様にご挨拶しないで帰るのか」と重ねて言うと、「急いで行ってくる」といって橋を渡っていったと聞きました。

こんな場合は、知らなかったのですから、その生徒さんのせいではないので、神様も見て下さると思いますが、先生が言わなくても、親が「きちんとお参りしてくるのですよ」と教えることも大事な家庭教育ではないかと思います。
やはり日本は、瑞穂の国、神の国なのですから。
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一年の中で、神社にお参りに行くのは、どのくらいの回数があるでしょうか。お正月の初詣の時と、旅行に行ったときにその地方の有名な神社に行くくらいという人も多いかもしれませんが、もっと神社に足繁くお参りしたらよいのではと思います。本当にもったいないのです。

なぜかというと、それをすることで、神様とのご縁が深まるからです。それを「ご神縁」と言います。人と人との仲でも、日頃挨拶もしない人から突然何か頼まれても、そんな相手からの願いは、ほとんど引き受けることはないはずです。

しかし顔見知りになった方で、互いの信頼関係を築けた相手からのたっての頼み事なら、それが叶えて差し上げる事が可能なことであれば、力を貸してあげたいと思いますね。

神様も同じです。そして人と人との関係と違うのは、神様が叶えて下さることは、人が叶えて差し上げられる範囲とは、比べものにならないくらいのお力をもっておられるということです。

ですから神様に対しては、願い事の前に、まずご挨拶に伺い、神様とのご縁を頂いて、お参り毎に、ご縁を少しずつ深めていかれたらよいと思います。

私も、昼休みに毎日のように東京大神宮に通った時期がありました。昼休みは、お参りの人も多く、なかなか心静かにのお参りにはなりませんが、続けて参っている間に明らかに自分の中に変化も起きてきました。

日常の慌ただしさや仕事のストレスなどを抱えて、ザワザワしているままの自分から、明らかにもう一人の静かな自分、自分の生き方を探す自分と向かい合えた気がします。

鎮守の森と言いますが、神社の境内には樹木も多く、そして神気も他とは比較になりません。いろいろな悩みや,心が折れそうになるときなど、そこを歩くだけでも、心洗われる思いがしてくるはずです。

はじめは「ご挨拶だけで、お願いはしない」と言いましたが、そんな時には「どうか乗り越えさせて下さい」「お力をお与え下さい」と一心に願いながらお参りすることもよいと思います。

神様からのお言葉で「諦めない限り、必ず開ける道はある」とあります。
人は一人では、本当に弱く、小さな存在かもしれません。しかし人類の親である神様と共に進んで行けば、その道が誤っていない限り、必ず乗り越えられるはずです。

「諦めない限り、必ず開ける道がある」と信じて、決して諦めたり、投げ出したり、そしてご自分の心を折ってしまうことがないように、神様とのご縁をぜひ大切に育てて下さい。その為にも、まず産土の神様(産土の神様)の所にお参りとご挨拶をすることから是非はじめてみては如何でしょうか。

はじめは、月参りといって日を決めてお参りしてもよいと思います。また神道では、一日、十五日などが大事ですので、その日にお参りするのも良いです。

関連記事 第6話 氏神様と産土の神様の違い
http://soseinippon.way-nifty.com/shinto/2011/05/post-458c.html
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