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伊勢神宮には、内宮と外宮があります。「どちらから先にお参りしたらよいのでしょうか」と尋ねられますが、これは外宮から先にお参りをする方が良いとされています。

本来は、外宮先拝(げくうせんぱい)・外宮先祭(げくうせんさい)と言って、内宮より外宮の方から「先に拝みます」それから、「先に、外宮から祭りごとをします」と言われているからです。

この外宮先拝・外宮先祭ですが、その理由を「それは、なぜでしょうか?」とお尋ねしても、「昔からの仕来りでそうなっている」のだと言われます。

「なぜでしょうか」という疑問が生じるのは、日本の中心の神様である天照大御神様は、伊勢神宮の内宮にお祀りされているからです。そして外宮に祀られている神様は、豊受神様といって、天照大御神様のお食事を担当しておられる神様だからです。

どちらが主の神様で、どちらがお仕えする神様かということは、ご関係の上ではっきりしています。これはたとえとして良いかどうか分かりませんが、天皇陛下とその料理人といった関係です。この外宮先拝は、ちょうど天皇陛下より先に、料理人の方に挨拶をするといった感じになるのです。

間柄でも、豊受神様は、天照大御神様の姪にあたります。
それなのに、どうして姪っ子の方から、先にお参りするのでしょうか?という疑問が生じませんか。

それは外宮には、天御中主神様がいらっしゃるからです。古事記で、「一番最初にお出ましになられて、お姿をお見せになられなかった」と書かれているお方です。この神様は、天照大御神様よりも、更に上の神様です

外宮に祀られているのではないのですが、「そなた(豊受神様)が天照大御神様に食事を担当して、そこにいるのであれば、自分は稲米を研究していたので、そのことを伝えるぞ」と言って、そこにいつもいらっしゃるからなのです。

日本は、瑞穂の国といわれるくらいですから、主食としてのお米のことはとても大事にされていました。ですから天御中主神様は、常に教えに来ておられるのです。

昔の方の中にそれをお分かりになった方が、いらしたのだろうと思います。姪っ子のところに先に行くと言う理由はないですし、姪っ子の方から、先に祭りをするという理由もないのです。ですが天御中主大神様がいらっしゃるとなれば、天照大御神様よりも更に上のお方になりますから、そちらへ敬意を表して先にお参りするということになります。

ですから伊勢神宮のお参りは、なるべく外宮、内宮の順序で行かれるとよいと思います。
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